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胃アニサキス症

胃アニサキス症とは、魚介類を宿主とする寄生虫のアニサキスが、お寿司やお刺身などの摂取に伴って胃内に入り、急な胃痛、腹痛、アレルギー反応などを引き起こす一過性の感染症です。
代表的な宿主としましては、サバ、サーモン、イカなどがありますが、タラ、ホッケ、イワシなどでの感染の報告もあります。
アニサキスは加熱したり、冷凍したりすると死滅しますが、酢でしめただけでは死滅しませんので、お寿司やお刺身の摂取だけではなく、しめ鯖での感染にも留意する必要があります。特に魚介類を生で食する文化のある私たち日本人には多い疾患と言えます。
アニサキスは人体に入ると2〜3週間で自然に死滅していきますが、その間は胃痛などの症状が強く出る場合が多いです。そのため治療は、内視鏡検査(胃カメラ)で精査し、胃内にアニサキスがいることが確認出来れば、内視鏡的に摘除致します。

  • 胃アニサキス症
    胃アニサキス症
  • 胃アニサキス症
    アニサキスを生検鉗子で
    摘除しているところ
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    胃アニサキス症

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