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胆嚢ポリープ

胆嚢ポリープの約95%がコレステロールポリープです。胆嚢コレスロールポリープは、粒状~桑実状のポリープで、肉眼的にはコレステロールの結晶を反映し白色~黄色調を呈します。臨床的には、検診などの腹部超音波検査で有茎~亜有茎のポリープとして発見されることが多いです。エコーでは、コレステリン結晶の沈着による点状高エコーの集合体が散在していことが特徴的です。

コレステロールポリープの診断が確定されれば治療の必要はありません。ポリープのサイズが10mm未満では腹部超音波検査で1年ごとの経過観察を行います。ポリープのサイズが10mm以上、増大傾向、非典型例では、胆嚢癌も否定できないため外科的に胆嚢摘出術を行います。

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